11月26日の本。
今日は肉じゃがをつくり、部屋の片付けをして、ソイラテをお供に読書を開始しました。
2冊読了したので、読みたてほやほやの千早茜先生の「透明な夜の香り」と「赤い月の香り」
もーねー!世界観がすきすぎる!しん、と澄んだ、綺麗な空気感。作中には様々な香りの表現が出てきますが、読書中想像されるのは、早朝の緑に揺蕩う朝露。
「無い」香りを想像し、時に力強く繁るハーブや薔薇の香りに目眩を感じ、水気を含んだ土の匂いや何時かの畳の匂いに懐かしさを感じるみたいな!(伝われ!)
表題どおり、2作品ともに「香り」がキーワードになっています。
天才調香師の朔さんと、幼馴染みの探偵、庭師の源さん、そして家事や事務を担当する主人公。
朔さんには、「亡き夫のにおい」「理想の少女の香り」「異性を射止める香り」など、香水とはまた違うさまざまな依頼がきます。
とにかく!朔さんが素敵すぎる!
異性として、とかではなく、キャラクターが本当に雲一つない夜の月を思わせて素敵です!
はー…いい読書時間でしたー!