11月3日の本と徒然
本日の本は、村田沙耶香先生の「生命式」です!
短編集ですが、「人間を無駄なく使う」「少子化」「人間の数値化」などのキーワードが印象的な作品群。
近未来のお話が多いですね。
なんだろう…、禁忌を愉しむ後ろ暗さや背徳感、何処か受け入れられない気持ち悪さを楽しむ作品が多いなって思いました。
亡くなった人を食べ、次の命を産むために式場でマッチングした者同士が交尾をするまでがセットの生命式。授かった子は自身で育てるもよし、国運営のセンターに預けるもよし。
現在の常識や倫理の難しい所、ある意味地雷を踏み抜くテーマ。
亡くなった人を食べるときの描写が、美味しそうに描かれてるんですが、頭の片隅に「でも人肉なんだよな…」が常にある。
この、全てを受け入れられないゾワゾワを楽しむにはうってつけかなと!
くさかんむりは、カーテンの話が1番好きです。絵本みたいで素敵でした!
1番怖かったのは「カルチャーショック」かな…。
さて、ここからが日記。
今日はお料理の日になりました。久久に作った豆腐ハンバーグ。豆乳味噌鍋。煮込み中のキノコと鶏肉の豆乳クリーム煮。
いずれもリュウジのバズレシピさんから。どれも美味しくできました!
このところ寝付きが悪く、浅いので、料理の後に仮眠してから、読書に移行。
1冊読みきりました。
因みに今日の本は、今日読んだ本ではなく、最近読んだ本を順番に記録しています。
図書館で借りてきた本を記録するために始めました。
文学!みたいな本から入ったものの、食べ物絡みのほっ…