新しい体験!11月20日の徒然日記
新しい読書体験したい人、集まれーーー!
日比野コレコ先生ビューティフルからビューティフルへ
この本凄かった!普段読書で使わない脳の部分を使って読みました!
帯文に「死ぬ、生きるの二択を過激な言葉(パンチライン)で切り裂け!」ってあるんですけど、本当にずーっとラップのリリック読んでる気分。(韻は踏んでないけれど)
ストーリーが面白いかと言われたら、イマドキの高校生の日常の一コマというかんじで、特に起承転結もオチもない感じ(と、くさかんむりは感じました)なんですけど、文章がリズミカルで斬新で面白いんです。
物語がこの後どうなっていくんだろう、みたいな感じはほとんどなくて、語感と表現を楽しみにページをめくっていたら読み終わってた…みたいな。
若い、新しい感性に、おばちゃんはついていくのが大変でしたが、楽しい読書体験になりました。
おばちゃんながら、ヒプマイとかCreepyNutsさんとか梅田サイファーさんが好きなミーハーだったのが幸いしたのかも…
登場人物のなかでは「ナナ」ちゃんを応援したいなあ。自分の母親を「新興宗教の限界ヲタク」と評するのが好き。母親が新興宗教にハマって、人生を狂わされる様を重くじっとり表現するんじゃなくて、スパっと断じる感じと、(ネタバレしたくないのでぼかしますが)その家庭環境で生きる息苦しさを表現する手法が斬新で好きすぎました。
何を言いたいかというと、読んでみてください、としか…
リクエストしてまで読んでみて良かったです!
やみつき豚(リュウジのバズレシピ…